日本の文化、昔ながらの下駄・草履

創業60年 余川履物店

職人の心意気、こだわりが漂う伝統あるお店

横浜市 南区 三吉橋通商店街 余川履物店

職人の作る本物の下駄・草履が手に入る老舗

横浜市 南区 浦舟町 三吉橋通商店街 余川履物店
鼻緒をすげに来た職人の荒川さんと女将さん

とても懐かしい雰囲気の店構えの余川履物店は、創業60年。現在は、いつでも温かい笑顔で迎えて下さる女将さんの余川美智子さんがお店を守っていらっしゃいます。


店内には、職人さんがきっちり作った本物の下駄や雪駄、草履が整然と並んでいます。どれも量産品とは比べようのない風格が感じられ、一足一足に違った表情があるように見えます。


日常に着物を着ていた時代とは違って、現代ではあまり下駄を履く機会がない私たちですが、やはり本物を見れば、「日本の文化が守られている」とうれしくなります。


横浜市 南区 浦舟町 三吉橋通商店街 余川履物店
横浜市 南区 浦舟町 三吉橋通商店街 余川履物店
仲良しの三吉演芸場の女将さんと。
横浜市 南区 三吉橋通商店街 三吉演芸場 旅館松島 女将
三吉演芸場の前で、旅館松島の女将さんと。

開店当時から変わらないという、伝統建築で作られた店内の床や天井、作り棚を眺めていると、かつてここで下駄をすげていたであろう職人のご主人の姿が浮かんで来ます。


ひとり一人の足に合わせて、鼻緒ずれをしない履きやすい下駄を作れるようになるには、10年からの修行が必要とのこと。その昔、専門の学校なども無い時代に、職人を目指した人たちは、毎日毎日、親方のやり方を見て学んだということです。本物の職人さんが少なくなってしまったのは、とても残念ですが、本物の下駄や草履を愛用する方もまだまだいらっしゃるということで、うれしい限りですね。

女将さんと小学校からの幼なじみの桂歌丸師匠もご愛用者のお一人。長年、余川履物店さんの下駄や雪駄をご愛用されているそうです。すっと背筋を伸ばして歩く、師匠の粋な立ち居振る舞いの理由のひとつが、本物を身につけているということではないでしょうか。

 

女将さんの店 余川履物店
横浜市南区浦舟町1-19 TEL045-231-2072
◎営業時間:10:00〜18:00 ◎定休日:日曜日


横浜市 南区 浦舟町 三吉橋通商店街 余川履物店
横浜市 南区 浦舟町 三吉橋通商店街 余川履物店

横浜市 南区 三吉橋通商店街
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映画『100人の陽気な女房たち』を収録。三吉橋通り商店街が舞台。
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会長 安室利明(安室米店)
神奈川県横浜市南区浦舟町1-3

お問い合わせ TEL: 045-231-0875